何度も参戦して売っているもう一つの銘柄として「ユーザベース」は注目をしております。
ユーザベースは「NewsPicks」などを運営する企業です。
株価は下落トレンドになっています。
株価はなぜ下がり続けているか?
まず、投資の大前提として株価が下がり続ける状況で購入をするのは無しです。
これは投資の格言でも「落ちるナイフはつかむな」といわれていることからもわかります。
通常はどんな要素があろうが、大きな売りの流れには逆らえないからです。
出前館の記事では、ガッツリと落ちるナイフを掴みに行きましたが、このユーザベースではしっかりと順張りをしていきたいと思っております。
ユーザベースは経済情報を発信する会社
決算説明資料の1ページ目は以下です。
経済情報にどれだけ力を入れているかがわかるでしょう。
日経とNewsPicksの違い・比較
経済情報と聞いて1番に浮かぶのは「日本経済新聞社」の「日経新聞」でしょう。
何が違うのかを先に説明していきましょう。
比較内容 | 日経新聞 | NewsPicks |
---|---|---|
主観での内容違い | 普遍的な情報を提供 | トレンドや流行りの言葉解説などを中心に提供 ビジネス著名人に力を入れるメディア |
月額料金 | 4277円 | 1500円 |
アプリユーザ (2019年11月) | 約169万人 | 62万人 |
アプリユーザ層 (2018年12月〜 2019年11月) | 20〜60代まで おおよそ20%程度ずつ | 20代が37%、年齢があがるにつれ下がり60代は6% |
若手をターゲットにしている経済メディアであると言えるでしょう。
実際にトレンドの言葉やニュース記事などをわかりやすく解説してくれることには定評があるように感じます。
業績
業績は20%成長をしており、堅調であると言える一方でもっと成長を見込んでいた投資家が多かったものと思われます。
これは後ほど解説します。
セグメント別業績
上記の項目ではNewsPicksを取り上げましたが、セグメント別で見ればこれは一つの柱に過ぎません。
99億円の売り上げのうち40億円ずつを「SPEEDA」と「NewsPicks」で担っています。
BtoBのSPEEDA事業とBtoCのNewsPicksの日本柱の経済発信事業で売上を支えています。
そして、この二つの事業は同じようなノウハウを違う角度で発信しているため、シナジー効果が非常に高いようにも感じます。
しかし、利益率には大きな違いがあることからおそらくNewsPicksから SPEEDAへの流入を増やしていきたい思いもあると考えられます。
なぜ株価が低迷しているか
理由として私が考えているのは以下です。
- プライム市場の基準未達
- 業績の株主要求水準が高い
この内容への回答は以下の記事の中の質疑応答のQ1にもあります。
時価総額1,000億円というプライム基準を目指していくことになります。
しかし私は参戦を三度したい・その理由3点
しかし、私は再度参戦をしたいと思います。
その理由は以下の3点です。
- いずれプライム市場の基準を満たすと思う
- SPEEDAの優位性はNewsPicksの存在により高まると思われる
- 著名ビジネス人とのネットワーク
これらが強みになると考えるからです。
強みの分析 VRIO分析
VRIO分析で内容を確認していきたいと思います。
V=当社では、著名ビジネス人とのネットワーク・シナジー効果があります。
R=シナジーもネットワークも希少性の高いものでしょう。
I=今までの事業での歴史的経緯となるため、模倣困難性は高いでしょう。
O=組織の強みはわかりませんが、インタビュアーなどの質は決して低くはないでしょう。
株価の底値は見えない 反発してから参戦かと
以上のことから今後業績は上向いていくと考えています。
しかし、出前館の記事でも業績は上がると考えていますが、落ち続けて含み損を抱えるのは精神衛生上あまりよくありません(売るつもりはないが、割と株価チェックしてしまう・・・・)
実際に上場株の株価は需要と供給によって決まります。
ユーザベースはいったんは底が見えない現状です。
反発(ゴールデンクロス)をしてから参戦しようかと思います。
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