最初に中島さんは自己紹介で「右クリック」や「ダブルクリック」を開発したと自己紹介を始めています。
え、、スゴ!!
マイクロソフトのエンジニアってことか!
そんな一般人から見たら「エリート?」が教える時間術の書籍をご紹介します。
この書籍要約でわかる事
- あなたの仕事が終わらない問題点
- その解決策(詳細は書籍に譲っています)
今回の書籍
今回の書籍テーマは『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』です。
いつも残業をしているのに仕事が終わらない・・・。
あの先輩はいつも定時に帰るのに仕事の成果がすごい!
そんな経験はないでしょうか?
なぜ、そんな形で仕事は終わらないのかを解説と対策してくれる書籍です。
興味のある方はぜひ、以下からご覧ください。
問題点の指摘
能力ではなく、時間の使い方
時間術の考え方を改めて考える書籍となっています。
いわゆる能力の高い部下よりも仕事ができると評価される要因がこの時間を制するという考え方だと説明しています。
時間の使い方を徹底的に突き詰めるしかない。すなわち、時間を制する者が世界を制している。
本文より
結論 仕事が終わらない3つの理由
仕事が終わらない理由を大きく以下3点に集約されていると説明しています。
①安請け合いしてしまう
本文より
②ギリギリまでやらない
③計画の見積もりをしない
実際に上司や同僚から「〇〇をやってくれないか?」「はい」と二つ返事でしたときも結構あるのではないでしょうか。
また、夏休みの宿題を最後にギリギリでやるというのもよくある光景です。
そして、「見積もり」に時間をかけないことです。ざっくりとした見込みでかいとうしたけれども・・・間に合わなそう・・・という経験も心当たりがあるのではないでしょうか。
解決策
2:8の法則
そして、これらの解決策を具体的に指し示してくれています。それが以下です。
指定された期間の2割(この場合は2日間)を見積もりのための調査期間としてもらい、その期間、 猛烈に仕事に取り掛かります。仕事の真の難易度を測定するためです。
本文より
この猛烈にとりかかる2割の時間でなんと仕事の8割を終わらせるというのが、この時間術の核になる部分です。
いわゆる「パレートの法則」にもれず、2:8なのです。
そして、この期間に8割が終わらなければ、期限延長を申し出るべきと言います。
締め切りが近づいても終わらせてはいけない
一言で言えば「時間に余裕があるときにこそ全力疾走で仕事し、締め切りが近づいたら仕事は最速で終わらせてはいけない
本文より
仕事を早く終わらせることよりも、仕事を安定して続けることを意識すべきです。結果、焦って仕事をしていたときよりも早く、しかも高い完成度で終わるようになるのです。
本文より
仕事に関しては、私は最速で終わらせることを意識し続けてきました。しかし、ここでは最速で終わらせてはいけないと言います。完成度などが私はなかなかあがらない感覚があるのですが、この意識を持って行いたいと思います。
マルチタスクはするな
そして、具体的な進め方として説明しているのもこれです。
スラック(余裕)の確保とともにマルチタスクを絶対に避けるように著者はいいます。
スラックの確保こそ、ロケットスタート時間術の最大の鍵です。あなたの仕事が終わらなかったのは、余裕を確保していなかった集中力を上げるために必要なことをもう一つお話しします。それは、マルチタスクを放棄することです。マルチタスクこそ、仕事が進まない理由の最たるものです。
本文より
実際に多くの論文でも言われていることであり、メンタリストDaiGoさんも解説をしていたりします。
これは創造的な仕事では特に顕著に出るものであり、音楽も作業ではない「勉強」では学習効果を下げると言われています。「作業」ならば効果が上がるケースもあるようです。
解決策まとめ
本文より
・すべての仕事をスタートダッシュでこなして、絶対に終えられる納期を導き出す
・最初の2割の期間を「見積もり期間」としてもらい、実際には、仕事量の8割を終える
・最初の2割の期間で8割の仕事ができなかったら、期限を延ばしてもらう
・「仮眠を取る」と「マルチタスクをやめる」で、仕事の効率を上げる
総評
今回、引用では載せていませんが「界王拳」という言葉がよく出てきます。
集中度合いを界王拳◯倍で表しているのには笑ってしまいます。
※多分この辺で界王拳出てくると思いますけど違ったらすみませんw
具体的にどのように自分の仕事に生かすかという点についても解説をしているが、ここでは長くなるので割愛します。
詳しく見たい方はぜひ読んでみてください。
サラバトが生かす点
私は書籍を読んで実行する具体的なアクションプランにすることを取り入れるようにしています。今回は以下のポイントを取り入れることにします。
- 最初の2割の時間で8割終わらせる
- 期日前に最速で仕事を終わらせない
時間術の書籍はいくつもありますが、具体的な内容になっています。
ぜひ参考にしてみてください。
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