男性のあなた
僕も受けたけどいまいちだったかな・・
女性のあなた
私は受けたことないけど意味あるかな?
サラバト
企業の戦略を知ることで業界のことなど含めてわかるかもしれませんね。
この記事でわかること
- 今年の企業経営理論試験の概要
- 1問の解説
- 2問の解説
今年の企業経営理論試験の概要
今年の試験も以下にて、すでに公開されています。
中小企業診断士試験問題
公式のもので回答もすでに出ています。
試験解答
第1問の解説
第一問は以下です。
以下に正解があるので、解きたい方は先に解いてください。
正解は「ウ」です。
では解説していきます。
解説
多角化の目的の問題です。
まず、言葉の定義を確認してみます。以下のように認識をします。
多角化:事業を多岐にわたらせるもの 関連多角化:現在の事業に関連した多角化 無関連多角化:現在の事業に関連の低い多角化
それでは、それぞれの選択肢について解説します。
ア 企業における多角化の程度と収益性の関係は、その企業が保有する経営資源に かかわらず、外部環境によって決定される。 ⇒基本的に収益性はなんでも、外部環境と会社自体の経営資源(ヒト・モノ・金・情報)との関係で決まっていきます。 ⇒× イ 情報的経営資源は、複数の事業で共有するとその価値が低下するため、多角化 の推進力にはならない。 ⇒情報的経営資源は共有をしても価値が低下しないことが特徴です。 ⇒× ウ 多角化の動機の1 つとして、社内に存在する未利用資源の活用があげられる。 ⇒未利用資源はスラックとも呼ばれ、この無駄をなくすのは一つの動機になります。 ⇒〇 エ 多角化は規模の経済を利用するために行われる。 ⇒規模の経済は一つの事業へ集中して、発生するものです。 ⇒×
2問の解説
以下が問題になります。
以下に正解があるので、解きたい方は先に解いてください。
正解は「ウ」です。
では解説していきます。
解説
プロダクトポートフォリオとは以下のような関係性のものです。
市場成長率と相対的市場占有率で分類されます。
解説をそれぞれの選択肢で見ていきます。
ア PPM の分析単位である戦略事業単位(SBU)は、製品市場の特性によって客観 的に規定される。 ⇒市場の特性による客観的な判断では規定されない ⇒× イ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」では、縦軸に市場成長率、横軸 に戦略事業単位(SBU)の売上高をとり、その2 次元の座標軸の中に各事業が位 置付けられる。 ⇒市場成長率と相対的市場占有率が2軸になります。 ⇒× ウ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「金のなる木」に分類さ れた事業は、将来の成長に必要な資金を供給する。 ⇒上記の図でわかるように資金の供給元になります。 ⇒〇 エ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「花形」に分類された事 業は、生産量も大きく、マージンは高く、安定性も安全性も高い。 ⇒花形はマージンは低く、安全性なども低い ⇒× オ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「問題児」に分類された 事業からは撤退すべきである ⇒撤退すべき事業は負け犬事業となる ⇒×
サラバト
私は今年は1次試験は受けていませんが、解いてみました。
独断と偏見で抜粋して解説(もどき)をさせていただきました。
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