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ビジネスケース問題を解いてみよう! 〜万引きを減らすには?~ NO.2

この記事は約5分で読めます。
男性のあなた
男性のあなた

万引き!物騒だけど小売店ではなかなかなくならない問題だというよね。

女性のあなた
女性のあなた

そもそも万引きがどのくらいあるかなどは調べてもいいの?

サラバト
サラバト

前提を揃えていくことが重要ですが、どんな搾り方でも前提を絞ればいいと思いますよ。

多くの問題に触れてみたい方はタグで「ケース問題」で調べてみてください!
問題の解法も含めて解説します。

以下最初に問題があります。

解いてみたい方は問題までで、いったんブログを読み進めずに解いてみてください。

問題の次に私の解答例を説明します。

最後に書籍で触れている解説を一部抜粋して記載します。

問題作成や解説の参考にさせていただいているのは以下です。

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問題

Q:万引きを減らすには?

依頼者:地元スーパーX
万引きについては調べてもいいでしょう。

ヒント1

要素分解してみてください。

ヒント2

万引き被害までのステップはどんなものがあるでしょうか?

解かれる方はこの下は解いてから見てみてください!

庶民 サラバトの回答

お恥ずかしながら、今回も私の考えのプロセスもさらします。
今回は前提を踏まえて現状確認はネットでどの層の万引きが多いのかを先に調べました。

前提確認~現状分析

すると高齢者と青少年で約55%を占めていることがわかりました。
この対象を外しては対策として効果の無いものになります。

問題の構造化

次に発生の要因として考えをまとめました。
そもそも認知ができていないものも含めて考える必要があると思いました。
しかし、予防の観点でいえばやはり犯罪発生件数の減少が主要因になるでしょう。

ボトルネック特定

ボトルネックを考えるにあたっては、環境と人へのアプローチで考える必要がありそうです。

打ち手検討

環境と人の面でそれぞれの打ち手を羅列します。

打ち手評価

  1. 声掛け
  2. 監視カメラ
  3. 棚割り変更

以下の評価から順に取り組むのはこの順序と判断しました。

本書での解説

今回の模範解答では要素を以下のように分解して行っています。

万引き被害額=
A万引き着手件数×B成功率×C1件あたり万引き商品数×D平均商品単価

そして、着手動機を分解していきます。
その次に成功率を下げる取り組み、商品数、平均商品単価と考えるようにします。

「万引きを減らすには?」
と聞かれたときに件数なのか?被害額なのか?しっかりと前提確認が必要であり、それがずれると回答の方向性が変わると考えさせられました。

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