無事に合格通知が届きました!
今回は、不透明で何をすればよいかわからない口述試験について私の実際の話をしたいと思います!
この記事でわかること
- 入室の流れ
- 試験の流れ
入出の流れ
手順としては以下のように入出をしました。
- 門で受験票を提示
- 校舎に入る際に受験票を提示し、検温してハンコをもらう
- 大教室に案内され、次の部屋への案内を待つ
- 大教室にて時間と班を指定され、次の部屋へ移動
- 次の部屋でネックストラップを受け取る
- 更に次の部屋に移動し、班別に席の列を案内される
- 担当者が隣に座り受験番号と名前を確認(受験票はこの時点で不要になる)
- 受験の部屋へ担当者に案内をいただく
- 口述試験受験
- 受験後はそのまま帰宅
ずっとソワソワしていると疲れます。
流れを簡単に把握しておけば、少し落ち着けるかもしれませんね。
※受験会場や受験年度で当然流れは異なる可能性があります。
口述試験の流れ
試験の流れとしては以下の流れでした。
- 案内してくれた方が入るように指示
- ノックして入出
- 荷物を置くよう指示される
- 着席して受験
- 以上なのでそのままお帰りくださいと言われる
口述試験の内容
私が受けた口述試験内容を再現したいと思います。
相手の出題者は2名でした。
それでは、試験を始めます。
お名前と生年月日を和暦でお願いします。
○○です。
平成〇年×月△日です。
ありがとうございます。
筆記試験の事例の中から出題しますので、中小企業診断士としてお答えください。
事例Ⅰの企業から出題します。
事例Ⅰの印刷・広告業を営むA社は2代目から3代目に事業承継を行っています。
スムーズに権限委譲を行うためにはどのように行うのがよいでしょうか?
はい。
2代目はファブレス化を進めて専門化を進めた実績がある一方で、3代目は広告代理店から来て目立った実績がないように思われます。少なくとも記述がなかったと思います。
このまま、トップに立つと現場の不平不満も出ると思われるので、実績を積み、新規事業の責任者として社員の承認を得ることが重要です。
それによって事業責任者として認められた状態で既存事業も含めた全権を委任していくことが好ましいと考えます。
以上です。
引き続き事例Ⅰについてお伺いいたします。
既存事業と新規事業をどのように今後も発展させるのがよいでしょうか?
はい。
既存事業はファブレス型であり、自社に製造ノウハウが蓄積されないため、社外とのネットワークという暗黙知化しやすい資産を形式知化することが必要になると考えます。
具体的には履歴を残すシステムなどを用いて情報資産を社内に残すこと、新規事業は3代目の経験や人脈を生かして新規顧客開拓を行うことが必要です。
その際には既存顧客で受け入れられている印刷なし広告のノウハウを活かす必要もあるため成功例もデータベース化することが有効と考えます。
以上です。
事例Ⅱの企業から出題します。
事例Ⅱの豆腐製造行を営むB社はECの需要を伸ばすのに自社ホームページで販売を行うことにしました。どのように進めるべきでしょうか?誰をターゲットにしますか?
はい。
ターゲットは「主要顧客の高齢者より下の年齢の主婦層」にします。
理由はリモートワーク需要でこだわりを持った主婦層を開拓出来たためです。
自社ホームページの流入を増やすためにペイドメディアの活用やSEO対策を行います。
SEOのキーワードに関してはこだわりを持つ主婦層が興味を持つ水についてのコラムやコロナ、リモートワークなどを絡めたものが好ましいと考えます。
以上です。
引き続き事例Ⅱについてお伺いいたします。
置配事業を開始しているが顧客数が伸び悩んでいる。どのような対策を講じますか?
はい。
まず、フランチャイザーであるB社が原因調査をマーケティングで行います。
具体的には価格的なネックがあるのかオペレーションにネックがあるのか、そもそもニーズがなかったのか?などを既存顧客へアンケート実施したり、新規顧客にリサーチ会社を使ったりして行うことが考えられます。
それを改善し、ダイレクトメールやインスタントメッセンジャーなどを利用し既存顧客への単価アップのための訴求や新規客へのアプローチを実施します。
以上です。
原因調査をしてネックがわかったらどうしますか?
はい。
(答えたつもりだけど別のこと?)
フランチャイジー向けにマニュアルを作成し教育を行うなど対策を標準化できるようにします。
以上です。
試験は以上です。
荷物をお持ちいただき、そのままお帰りください。
ありがとうございました。失礼します。
試験前に私は「広告業・豆腐製造・バッグ製造・スーパー事業」と唱えながら行きましたが、これは出題時に教えていただけました。
また、私の答えに大きくうなずいていただけており、確かに落とすための試験でないことを感じられました。
- やはり落とすための試験では無い
- しかし、事例の概要を把握できていないと全く対応できない可能性がある
- 2分の感覚はつかむ必要がある
口述試験対策として令和3年度のまとめと口述試験概要も参考にしてください。
私は、まず質問を受ける「はい」を冒頭にし、解答を終えたことを示す「以上です」を意識しました。
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私は以下のレボを最初に利用しました。
ただ、アウトプット教材が少ないので、しっかりと問題などを同時に購入して、行う必要があります。
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