今日はKDDIの説明会資料を読みといて行くよ!
説明会資料ってなんだっけ?
株主や投資家に向けた業績報告の場所だと思えばOK!
営業利益とかなんのことだっけ?
※そんなあなたは↓↓↓↓
決算説明ではどのように話されているか
前回の記事では、決算短信を基に損益計算書と貸借対照表の解説をしました。
今回は、決算説明資料を用いてどのように発表をしているのかを見てみましょう。
目次
携帯キャリアは5Gがメインテーマだと思っていましたが、やはり最初の項目で説明している・というのがKDDIですね。
5G
ドコモと同じく、対応のハードが増えていく事で5Gが広がると見越しているのが見えますね。アンドロイド携帯としては、XPERIA、GALXYが中心的ですね。
エリア展開は22年までの見通しであり、まだまだ途上という形。現段階でのキャリア比較は難しそうです。
5G戦略が最初。ドコモ以上に未来思考のイメージになりますね。
マルチブランド戦略
マルチブランド戦略は大きく、ドコモと異なる部分だと思います。セカンドキャリアとして、UQモバイルを抱えており、政府の要請にいち早く対応を発表しているのが、ここです。影響範囲を確認しながら進めることが出来るのが何よりのメリットだと言えそうです。
UQモバイルの目玉は20GBプランです。私は現在ソフトバンクを利用していますが、30GB近く利用しており、なかなか安いセカンドキャリアに乗り換えずらかったですが、このプランではかなり進んでくるとも思います。
グループ企業として、セカンドキャリアなどの各ブランドを持つことにより、①グループ外への流出抑止をするとともに、②新規獲得の強化のためのハードルを低くし、そこから③auへのアップセルを測るという戦略です。
Accelerate5.0
5Gを中心としますが、ビジネスレイヤ・プラットフォームレイヤ・ネットワークレイヤの3つを柱として、Society5.0の実現を目指すというものです。
数多くの企業との提携を強化していますが、中でもコネクティッドカーを推奨するのにトヨタとの提携を発表しています。ドコモもソフトバンクもすでに提携を発表しているわけです。トヨタは全方位での戦略を展開しても交渉力の強さを感じますね。
最も大きな違い、特徴がマルチブランド戦略ではないでしょうか?
三姉妹やガチャピンのCMでのUQモバイルは確かに昔からやってるイメージありますね。
サマリー
サマリーとしては、事業戦略と業績の中期目標を発表しています。
当資料以外に数値の詳細資料がIRにはありましたので、併せて提供しているものと考えられます。
自己株式を取得する予定なのですね。株価はこの発表を受けて上昇したのかもしれません。(10月2日に2665円あたりであった株式が11月2日に3162円になっているのを確認しているだけで他の根拠はありませんが。)
ARPU
ARPUという指標は通信キャリアでは、ごく一般的な指標のようです。8110円とドコモの4820円の倍近く感じますが、auでんきの影響のようです。ドコモはドコモ光を別に表していましたが、auは総合ARPUに光通信量は入っていそうです。しかし、それでもドコモよりも高そうです。
総評
利益構造は似ており、規模感も似ていました。一方で後発のソフトバンクはどうか。最後にやりたいと思います。
※この記事はKDDIのIR情報を基にまとめております。
ドコモは電気事業など一歩引いている感じがありますね。KDDIは生活インフラを押さえて行きたい考えが伺えます。
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