サラバト
多くの借入金や決算時期になると度々ニュースになっていた航空業界ですが、ANAの現状はどうか見てみましょう。
男性のあなた
過去最大の赤字ってニュース見たよ!
ANA 過去最大 4046億円の赤字 昨年度のグループ全体の決算で | NHKニュース
【NHK】航空大手のANAホールディングスは、新型コロナウイルスの影響で利用者が大幅に落ち込み、昨年度のグループ全体の決算は最終的…
女性のあなた
安定の企業も規模が大きいと赤字も大きくなってしまうんだね。
男性のあなた
財務諸表って何?
※そんなあなたは↓↓↓↓
サラバト
JALとの比較はこちらにてご覧下さい。
業績概況の説明
売上高は7286億円となり、1兆2455億円のマイナスと売上の減少額も桁違いです。
サラバト
1兆円を超える売上の減少です。
規模が大きくないとでてこない減少額ですね。桁違いです。
2022年3月期(2021年度)予想について
今期に関しては、6513億円のプラスで1兆円台に乗せることを目標としています。最終利益の黒字転換を実現しようという目標です。
事業別の売上分析
国際旅客はひきつづきの低迷を継続することを考慮しつつ、国際貨物の増加を2.2倍と予測しています。
国内旅客需要は座席利用率が53%まで回復することを見込んでいます。
サラバト
貨物が伸びる見込みというのはJALもANAも同様ですね。
コロナ禍を乗り越えるための取り組み
基本的な戦略は同様です。リソースの圧縮いわゆる固定費と変動費の削減・柔軟化が一つ目の取り組みです。
キャッシュ状況
手元の資金がショートしないかが、一つ重要な要素となります。
9兆6570億円の手元資金があります。キャッシュアウトはかなり改善していくことおが見えます。2552億円のキャッシュアウトだったものが1182億円のキャッシュアウトに抑えられています。
この時のキャッシュを平均としても約200億円/月のキャッシュアウトと想定すると48ヶ月間は確保していることになります。(有利子負債の返済は考慮できていません)
サラバト
半年でキャッシュアウトを大きく改善したことが動きの速さを感じます。
決算説明資料
以下資料をもとに分析しました。元データもぜひ見てみてください。
決算説明会資料 | IR資料室 | 株主・投資家情報 | ANAグループ企業情報
【ANA公式サイト】ANAグループの経営計画や財務情報など、株主様・投資家向けの情報をご覧になれます。
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