この記事でわかること
- モンテッソーリ教育とは? メタ読書での結論
- モンテッソーリ教育に必要な環境とは
- 3つのアクションリスト
育児って楽しくて苦しくないですか?
その原因は我が子の将来にむけてどんな教育がいいか・・・と考えてそのうえでそれが夫婦でぶつかったり、それによって自分が犠牲になってしまったりするからではないでしょうか?
「モンテッソーリ教育」をベースに私なりの結論を案内します。
子供の教育は「非認知能力」を育てることに注力
子育てには「正解は無いが、不正解はある」と考えています。
その記事は以下です。
端的に言えば、子供には幸福になってほしいのですが、幸福とは
『良好な人間関係』 が必要であり、これを構築するために『ギバーになるべき』であり、これによりある程度のギブアンドテイクができるようになりますが、『非認知能力』がその土台スキルになるというのが私の結論です。
『非認知能力』は「内発的動機付け」を自らできる能力だと私は考えています。
要する自分で目標設定し、継続して取り組みができる力です。
※非認知能力について知りたい方は以下オススメの書籍です。
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育とはこの『非認知能力』を教育する現時点で体系化された最適解に近い手法であると思います。
そもそもこのモンテッソーリ教育とは
「自己教育力」を前提として子ども自身の力を発揮させること
と理解しています。
モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。
「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれといえます。この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。
日本モンテッソーリ教育綜合研究所より
モンテッソーリ教育に必要なこと
それでは、モンテッソーリ教育に必要なものは何なのでしょうか。
色々と読み・共通している考え方を抽出すると以下です。
- 人的環境 壁打ち相手(話し相手)
- 物的環境 教具など
極端にいえばこの2つです。
そして壁打ち相手として保育園などでモンテッソーリ教育園などがあり、環境として教具などがあるということになります。
壁打ち相手(話し相手)に求められること
大人=壁打ち相手(話し相手)に求められることはシンプルです。
- 子供が興味を持ったことをほめて延伸する
- 子供の集中を邪魔しない
- 子供のプロセスに着目し許容する
私は「過程を見て、放っておいて、邪魔しないで」というのは大人にも共通する根源的な欲求のように感じました。
求められる環境とは
物的環境として必要なものは以下のようなものです。
- 創意工夫の余地がある
- 一定のルールからも入れる
- 自分で遊びたいものを選択できる
- 選択肢が多すぎない
これも大人の根源的な欲求と似ています。「多すぎると選べない、入り口は知りたい、だけどあとは放っておいてほしい、自由にさせて」というわけです。モンテッソーリ教具と調べると以下のようなものが出てきます。
意外と環境を整えるのは難しくないような気がしませんか?
思いを抑えること
根源的に大人も求めているような気がしませんか?とお話ししましたが、教育環境を整えようとしていると大人ならではの以下のような思いを抑える必要があります。
- もっと効率いい方法あるのに
- ルールと全然違うじゃん
- 飽き性なんだから
大人は正解に近いことを知っています。だから子供が早くゴールにたどりつけるようにしたい。レールに戻してあげたいと思うのですが、それが落とし穴です。
非認知能力を高めるためには探索を邪魔しちゃいけないのです。プロセスこそが重要なのだと再認識することが必要です。
特に父親(パパ)にオススメしたいアクションリスト
特に解決策を求めると言われる男性脳のパパはこういった教育が非常にもどかしいと思います。
少ない休日に待っていたら何も価値を子供に与えられず終わってしまうよ・・と思う方も多いと思います。
そんな方こそ私がやっている以下のアクションリストをやってみてはいかがでしょうか。
- 非認知能力やモンテッソーリ教育の書籍を読む
- 自分も新しい事に挑戦する
- 子供に入れ込みすぎない
アクションリスト①おすすめ書籍
書籍を読むことは「納得感」を持って子供を伸び伸びとさせることができます。
私が当ブログを書くに至った書籍は以下です。
マリアモンテッソーリ著 「人間の形成について」
この教育方針に至った背景が少しわかります。幼児期に重きがありますが、人間形成について書かれています。100ページほどでありかなり薄い本でした。
伊藤美佳著 マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバート式 子どもの才能の伸ばし方
圧倒的にわかりやすく漫画でするする読めます。時間のない方にオススメです。
ボーク重子著 世界最高の子育て
実践の結果はどうなるの?という未来を描きたい人にはオススメ。私はこういう成功談には懐疑的なのですが、他の書籍と併せて読むと納得感があります。
島村華子著 モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 3歳 〜 12歳の子ども対象
わかりやすいながら、データが豊富でありこの人だけの話ではないね・・多くの場合は当てはまりそだ・・ということがわかるようになったりします。
これら以外も数多く教育本を読みあさっています。もし、こんなテーマでオススメ本ある?というのがありましたらコメントください。
アクションリスト②自分も新しいことに挑戦する ③子供に入れ込みすぎない
次に自分も新しいことに挑戦することです。
副業・資格取得・運動・趣味・・・なんでもいいですが、あたらしい挑戦をしてみましょう。子供の現体験に近くイライラしながら正解に近づくプロセスも共感できるようになるかもしれません。
もし資格取得を目指す場合は簡単に開始できるスタディングがオススメです。
最後に子供に入れ込みすぎないことです。
これは、私は妻には不満に思われているかと思う箇所でオススメしていいのかわからないのですが、真剣に向き合えば向き合うほどパートナーと教育方針が合わない場合に喧嘩になったり、子供のために買った高い教具がまったく使われていないなどあると強制的に遊ばせようとしてしまったり、、、、
子供の成長に真剣に向き合うことは素晴らしいことだと思います。ただし、それがいつの間にかその教育方針を実践することが目的にすり替わっていることがあります。
あくまで「今を楽しむこと」と「将来を楽しめる子になること」これが育児の目的なのだと自戒も含めて再認識します。そのためには時には子供に入れ込みすぎないことが私の場合は重要でした。
みなさんの教育論もありましたらぜひ教えてください!
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