論理的に話せ!って
上司に言われたけれど論理的っていったい何をどうすればいいの?
ロジカルシンキングなどと言ったりもするよね。
以前も私のブログで「ロジカルシンキング」「ロジカルライティング」については
取り上げましたが、これだけで考えの構造がわかっても、ではどうすればいいの?
ってなりますよね。
何かトレーニング方法はあるの?
外資系コンサルティング会社で採用試験にも使われる
「フェルミ推定」というのがあります。
これに取り組んでいくことでどのように問題を発見し、解決できるのかなども考えることができると思います。
聞いたことある!
多くの問題に触れてみたい方はタグで「フェルミ推定」で調べてみてください!
問題の解法も含めて解説します。
フェルミ推定とは
いわゆる「わかるわけないじゃん!」というような数字を概算で計算して出すものがフェルミ推定です。
エンリコ・フェルミというノーベル物理学者の名前に由来するものです。
今日は初回ということもあり、一番有名な問題に取り組んでみましょう。
問題解説の参考にさせていただいているのは以下です。
問題
Q:シカゴにピアノの調律師はどの程度いるでしょうか?
シカゴ大学にてフェルミ自身が学生に対して出したとされる最も有名な問題です。
ヒント1
シカゴの人口は300万人として計算してみてください
ヒント2
調律の需要はどのくらいでしょうか?
ヒント3
供給面で考えると調律師は1日どのくらい回れるでしょうか?
解かれる方はこの下は解いてから見てみてください!
解説
いかがでしたでしょうか。答えは出ましたでしょうか。
正直、「シカゴ」も「ピアノ」もなじみがない私にとっては有名だけれども超難しい問題ではありました。
ここでは300万人とおいていたシカゴの人口のみをヒントにあとは感覚的な部分も重要となります。
以下のような図式で書籍の中では解説しています。
数字の感覚が違っていても数式や算出のイメージがこのように分解できるのかとわかれば、よいのです。
それにより、実際は数字を置き換えて概算の正確性を高めていきます。
ここでの答えは約83人ということですが、答えが近いことが重要なわけではありません。
庶民 サラバトの回答
お恥ずかしながら、私の考えのプロセスもさらします。
まず、持っている・持っていないの試算がかなりアバウトですね。
また、危うく世帯に戻すのを忘れかけてます。
そして、模範解答は年計算ですが、私は日割り計算しています。
営業なので、訪問のイメージは何となくありました。
また、羊と鋼の森を見ていて、週に1回はこれ行ってるだろ!と思っていたので、こんな計算ですね。
それでも、意外と悪くない考えではないでしょうか?皆様はどう考えたでしょうか。
今後もフェルミ推定には取り組んできたいと思います。
コメント