【ビジネス書要約】中川邦夫/問題解決の全体観【仕事の質とスピードが飛躍するメカニズム】

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女性のあなた
女性のあなた

ロジカルシンキングって以前からやっているけど難しいよね・・・

サラバト
サラバト

難しいですよね!

私も日々悩みながらアウトプットをしています。

男性のあなた
男性のあなた

MECEとかもなかなかうまくいかないよね・・・

サラバト
サラバト

今日は、かなり初心者向け(?)に私にも落とし込まれた。書籍をご紹介します。

書籍の紹介を簡単にしながら利用できる考え方をまとめています。
自分で興味がある内容か目次で確認してみてください!
読んで要約してほしい書籍などがあれば、コメントもらえれば幸いです。

今回の書籍

今回の書籍テーマは『問題解決の全体観 (知的戦闘力を高める全体観志向)』です。
上下巻の構成です。
上巻が「ハード思考」となっており、下巻が「ソフト思考」です。

著者プロフィール

例にもれず、こういった書籍を書くのは「マッキンゼーアンドカンパニー」です。

有名なフレームワークの多くは当社やBCGから出ることがやはり多いです。

1951年 神奈川県生まれ。東京大学工学部化学工学科卒業、スタンフォー ド大学工学部大学院修了。王子製紙を経て、82年マッキンゼー・アンド・カンパ ニー入社。88年より同社パートナー。98年A-10設立、代表取締役。

事業戦略、組織設計、営業力強化、業務改革、人材育成など幅広い分野でコンサルテ ィング、および経営者、幹部候補生研修などを手がける。

著者紹介より

本書の構成

本書の構成は目次に以下のように記載があります。
青部分が上巻であり、赤部分が下巻に収録されています。

今回のご紹介では思考様式→型→道具→試合運びという順序で説明させていただきます。
これは私が読んだうえで、短期的に「」や「道具」を使うことはできますが、恒常的に問題解決を行うためには土台として「思考様式」が必要であり、それを最終的に「試合運び」としてどのように進めるかと再解釈したためです。

問題解決

そもそも「問題」とは何か?を考えるときに著者は以下のように話しています。

おおむね次の5つのタイプに分類することができるだろう。

タイプ1:Trouble対応型
タイプ2:Problem解決型
タイプ3:Potential Risk 回避型
タイプ4:Improvement Opportunity 追求型
タイプ5:Theme回答型

本文 上巻序章より

「問題とは何か」ということを考えるうえでさらに初級編としては以下のような書籍があります。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく | 渡辺 健介, matsu(マツモト ナオコ) |本 | 通販 | Amazon
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ちょっと上級編は以下だと考えています。もしかすると今後解説するかもしれません。

新版 図解・問題解決入門―問題の見つけ方と手の打ち方 | 佐藤 允一 |本 | 通販 | Amazon
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詳細は本書に譲りますが、解釈として大きくは以下です。

タイプ1:Trouble対応型=対応しなければならない 緊急性が高い問題
タイプ2:Problem解決型
=理想と現実のギャップ 重要性が高い問題
タイプ3:Potential Risk 回避型
=タイプ1や2を引き起こす可能性がある 潜在的な問題
タイプ4:Improvement Opportunity 追求型
=顕在化している理想ではなく意識しないと見えない潜在的理想と現状のギャップ 重要性が高いが視認性が低い問題
タイプ5:Theme回答型
=目指すべき方向性を意識しておく 恒常的な問題

企業でいえば

タイプ1:Trouble対応型 =クレーム対応
タイプ2:Problem解決型 
=組織風土改善
タイプ3:Potential Risk 回避型 
=機械の保守点検
タイプ4:Improvement Opportunity 追求型 
=リサーチ、企画立案
タイプ5:Theme回答型
 =有望な新規事業は何か

というイメージです。これらの問題をどのように解決していくかを考えていきます。

思考様式

先に下巻の思考様式から見ていきます。

長い教育を受ける中でどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?
学校では答えを探すが、ビジネスでは答えがない」と。
それを著者はこのように言います。

あなたが探すべきものは問題解決のヒントであって、答えではない。

本文 下巻partⅢ第一章より

その為にいろいろと書かれていますが、私はこの一文がすべてを集約していると思います。

そして、もう一つあるのが考えにも「ブルーオーシャン」が存在するということです。
誰もやったことがない分野であれば答えを創るのにハードルが下がるという話を以下のように説明しています。答えを創る人A氏の考え方として以下のように言っています。

「そうか、誰もやったことがなければ、たとえ30点でも1番だな」

本文 下巻partⅢ第一章より

事業として、ブルーオーシャンを考えていても思考としてこれを考えたことはありませんでした。
言われてみればそうですよね。

「複眼」で見ると著者が話している中で、フィルターを変えて見るというものもかなり共感ができるというポイントでした。特に流れを見るという項目です。

流れとしては直列・らせん・循環という3パターンがありますが、ここでは長くなるので取り上げません。詳細気になる方は本書を読んでみてください。

思考様式をもって「」を使う必要があると私は感じました。

空・雨・傘

有名なフレームワークなので知っている方も多いかもしれません。以下のように考える思考パターンのことを指します。

  1. 空を見上げたら雲行きが怪しい(状況・事実)
  2. 雨がきそうかと予測する(解釈・予測)
  3. 傘を持っていこう(対策)

解読・創案・評価・選択

解読・創案・評価・選択という考え方も著者は紹介しています。
空雨傘との対応は以下のようなイメージとなりますが、解読部分が非常に重要となります。
これがずれると対策の創案以降は全く役に立ちません。

解読の方法

解読には大きく以下の3パターンがあると話します。

  • 視点変更
  • 要因特定
  • グルーピング推理

です。ここではそこには言及しませんが、これを行うために道具を使います。

道具

解読を行うために、以下の道具を6つ紹介しています。

  • MECE
  • 対極オプション
  • ペア・コンセプト
  • ロジカル因数分解
  • フレームワーク
  • 「それ」と「それ以外」

上記の内容を整理して私の解釈を説明していきたいと思います。
MECEに関しては、以下の「ロジカルシンキング」でも解説していました。

MECE

MECEとは抜けなく、モレなく、考えることです。これがすぐに出来ればこの後の考え方は必要ないのですが、これがなかなかできません。

そのため、次の考え方が必要です。

対極オプション・ペアコンセプト・「それ」と「それ以外」

漏れをなくす時の考え方です。イメージとしては以下のようなイメージです。

  • 対極オプション=正反対で考える要素
  • ペアコンセプト=セットで考える要素
  • それとそれ以外=考えているものとそれ以外すべて

ロジカル因数分解」はコンセプトはわかるものの漏れがなくなっても重複をなくすのが難しいように感じました。
フレームワーク」はこの書籍でもカバーしきれていないものも多くあるので、上記を考えていけばよいと考えます。

試合運び

最後に「試合運び」についてです。いわゆるこれらをどのように使うかです。

ここで考えたいのは「仕事」と「作業」を分けるという考え方です。著者は以下のように定義しています。

「仕事」=ある成果を出すために思考する(アタマを使う)
「作業」=思考の為に準備する、思考したことを実行する(主に手足を使う)

本文 下巻partⅣ第一章より

そして、これをどのように配分するかというのが試合運びです。
順番としては以下の順序を紹介しています。

  1. 仕込み「仕事」
  2. 本格「作業」
  3. 仕上げ「仕事」

厳密には同時に行っているのですが、比率が高い方を見ると上記のようになります。
これは以前に解説をした以下の書籍でも似たようなことを言っています。8割を前半の2割で終わらせるのです。

まとめ

上記読んでいったものをまとめると以下です。
特に型や道具部分などはぜひ、読んでいただき詳細に活用していただきたいと思いますが、参考にしてみてください。

  1. 答えは自分で創るものだと常に自覚する。(思考様式)
  2. 誰もやったことがなければ、30点でも1番ということを意識する。(思考様式)
  3. 空・雨・傘を意識し、状況から推測を行う解読を最重要視する(型)
  4. 「ペアコンセプト」と「対極オプション」を使い要素を洗い出す(道具)
  5. 「それ」と「それ以外」で考えている要素を認識する(道具)
  6. 「それ以外」を再度「ペアコンセプト」と「対極オプション」で考える(道具)
  7. 4~6を繰り返す(道具)
  8. 作業と仕事に分別する(試合運び)
  9. 最初と最後に仕事を行う(試合運び)

改めて、読んでみて自分なりの解釈をしてみてください。
答えは自分で創るものだからです。最後にこの書籍のキャッチフレーズのように最初に書いてある言葉で締めたいと思います。

難しいからできないのではない。
気づいていないからできないのだ。

本文より
サラバト
サラバト

問題解決は全体像を掴むことが重要。まずは「気付く」ことから始めましょう。

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