「シャーロック・ホームズ」シリーズは非常に有名で、多くの人が読みたいと思うでしょう。
しかし、どの順番で読めばいいのかわからないという人も多いかもしれません。
この記事では、そんな方々のために、シリーズを読むおすすめの順番を紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、シャーロック・ホームズの世界を楽しんでください。
今回の書籍
「シャーロックホームズ」シリーズは、イギリスの作家であるコナンドイルの名作探偵のシリーズ小説のことです。
コナンドイルは自身が医者・政治活動もやっておりかなり知的な作家であることが読み取れます。
実際、この小説のロジックは頭がよくないと作れないよな・・・と感じさせられます。
ご存じの方も多いと思いますが、「名探偵コナン」の「江戸川コナン」という名前はとっさに見た「江戸川乱歩」と「コナンドイル」からとっているのです。
こちらのコナンの方が日本では有名ですね。
シャーロックホームズはこのコナン君も憧れる名探偵なのです。
シャーロックホームズの他の探偵シリーズ
実は、探偵小説というのは結構多いです。
読んだことがなくても名前くらい聞いたことがあるだろうシリーズでぱっと浮かぶだけでも以下のようなものがあります。
- 金田一耕助シリーズ
- 明智小五郎シリーズ
- ポアロシリーズ
- 十津川警部シリーズ
- ガリレオシリーズ
西村京太郎の十津川警部シリーズや東野圭吾のガリレオシリーズは表立ってのファンも多い印象ですが、結構年代によってファンの多さが変わる一方で、シャーロックホームズシリーズはどの年代でも少しはファンがいる・という印象です。
シャーロックホームズシリーズを読む順番
それでは、そんなシャーロックホームズシリーズに足を踏み入れるのにどのような順番で読むのがいいのでしょうか?
まず、シャーロックホームズシリーズの読む順番(時系列)を以下に簡単にまとめます。
- 緋色の研究
- 四つの署名
- シャーロック・ホームズの冒険
- シャーロック・ホームズの思い出(回想)
- バスカヴィル家の犬
- シャーロック・ホームズの帰還(生還・復活)
- 恐怖の谷
- シャーロック・ホームズ最後の挨拶
- シャーロック・ホームズの事件簿
- シャーロック・ホームズの叡智※新潮文庫のみ※
黄色のアンダーラインを引いているのが、短編集であり、それ以外は長編となります。
シャーロックホームズの冒険だけ読んだことがあるという方を時々見かけるのは短編で一番最初の小説だからでしょう。(シャーロックホームズと頭についているのが短編ですね。わかりやすい)
しかし、私は「緋色の研究」で圧倒的に引き込まれたクチです。
めちゃめちゃホームズかっこいい!!!!!と思ったのは緋色の研究ですね。
読破をするつもりならこの順番で読むといいでしょう。
前の事件を振り返るシーンもたまにありますが、ホームズたちと同じように、「あぁ、あの時か・・」となれます。
全体のあらすじ
「シャーロックホームズ」が圧倒的な推理力で難事件を解いていく話です。
推理の過程が面白い一方で、近年たまに見る一緒に推理をしていくスタイルではなく、ホームズの圧倒的な推理のパフォーマンスを見るのを楽しむ小説です。
1. 緋色の研究
では、私がひきまれた緋色の研究だけ少し概要を説明します。
概要:
物語はワトソン博士の視点から語られます。軍医だったワトソンはアフガニスタンで負傷し、ロンドンに戻ってきます。ワトソンは同居人を探している間に、友人を通じてシャーロック・ホームズに紹介されます。ホームズはベイカー街221Bに住んでおり、ワトソンは彼と共同生活を始めます。
そんな中、「ダブル殺人事件」と呼ばれる事件の捜査に乗り出します。
見どころ
- ホームズとワトソンの出会い:
- この作品では、ホームズとワトソンが初めて出会い、友情と探偵コンビが形成される過程が描かれています。ワトソンの視点から見たホームズの特異な性格や驚異的な観察力が詳細に描写されています。
- ホームズの推理:
- ホームズの科学的な推理手法と観察力が初めて紹介されます。彼の論理的なアプローチで犯人を特定するシーンは、強烈なあこあがれがあります。
- 犯人の動機:
- 事件の背後にある複雑な動機が明らかになる過程は、驚きとともに共感もあります。物語に深みを与えるのには犯人像も非常に重要です。
シリーズを通して、好きかどうかの試金石に良いと思います。ぜひ読んでみて下さい!
まとめ
「シャーロックホームズ」シリーズは、圧倒的な推理力に感心する小説です。ホームズに憧れながら、かつこんな変人にはなりたくないな。。。と思いながら楽しみましょう。
初めて読む方はぜひ参考にしてみてください。
かしこさへの憧れの原点です。
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