交通事故かー。
普遍的なテーマかもしれないよね。
そもそも交通事故がどのくらいあるかなどは調べてもいいの?
今回は前提を揃えていくことが重要ですが、どんな搾り方でも前提を絞ればいいと思いますよ。
多くの問題に触れてみたい方はタグで「ケース問題」で調べてみてください!
問題の解法も含めて解説します。
問題作成や解説の参考にさせていただいているのは以下です。
問題 交通事故を減らすには?
Q:交通事故を減らすには?
下に回答があります。
解答解説
前提確認
以下のような前提の確認をしたとしています。
書籍の中では以下のような前提としています。
- 相談者は国土交通省
- 四輪や二輪が絡む自動車事故に限定して検討
現状分析・問題構造化
交通事故を起こる要素を以下に分類しています。
- 人 (ドライバー・加害者)
- 人 (歩行者・被害者)
- 車 (質)
- 車 (量)
- 交通インフラ
ボトルネック特定
「車の質」とはブレーキが効かないなどの欠陥をさし、車の量を減らすという内容も現実的ではないと当書籍では判断しています。
そのため、「人」にフォーカスしてこの中では論じています。
被害者側の通行人に着目しています。
その中でも子供にフォーカスし、対策を講じることにしています。
また、加害者のドライバー側ではルールを知っている・知らないにわけ、ルールを知っている中では、故意のものと過失のものに分けて考えていますが、ルールを知っているドライバーの故意・過失ともに減少させる方向で考えます。
打ち手考案
打ち手はアイデアベースで以下を記載しています。
- 子供への安全教育を徹底し、登下校をサポートする(通行人×子供)
- 交通違反を厳罰化し、検挙率を上げる(ドライバー×故意)
- 注意・警報システムを導入する(ドライバー×過失)
- 高齢者の運転免許を返還させる(ドライバー×過失)
- 長距離ドライバーの労働環境を改善する(ドライバー×過失)
どれも考えれば出てきそうですが、問題を事前に構造化することで漏れをなくしています。
打ち手評価
評価の方法は重みづけの評価で行うのがいいでしょう(書籍の中では明確に示されてはいませんが)。
点数で重みづけをしてもいいですし、高・中・低で評価をしてもいいのではないでしょうか。
打ち手 | リスク | ニーズ | ニーズとリスクでの評価 | 優先順位 |
---|---|---|---|---|
夜メニューの導入 | 高 | 中 | 中 | 2番目 |
レジの処理能力・調理スピードの向上 | 中 | 中 | やや低 | 3番目 |
営業時間を延長する | 低 | 高 | 高 | 1番目 |
「お届けマック」の立ち上げ | 高 | 低 | 低 | 4番目 |
と考えているようです。
点数評価をいくつか項目整理して行うのもアリかと思います。
庶民 サラバトの回答
お恥ずかしながら、今回も私の考えのプロセスもさらします。
前提条件から考えていますので、前提から違いが発生しています。
前提:
・東京都知事
・4年の任期内
・死亡事故に絞って減少をしたい
という前提にしています。
重みづけを点数評価にしています。しかし、点数にしたときは点数の根拠が書きづらいですよね。
反省点:点数の根拠が不明瞭
よかった点:分解の要素はある程度網羅していたのではないかと思います。
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