身近だけど考えたことはあまりないかもしれないな。
歯医者さんはコンビニより多いと聞いたことがあるけどそもそもの基準がわからないよね。
考えるだけでも大手があったり、地元チェーンがあったりしますね。どこにあるのでしょうか?考えてみましょう。
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問題の解法も含めて解説します。
問題作成や解説の参考にさせていただいているのは以下です。
問題
Q:日本にコンビニはいくつあるか?
いくつか考え方はあります。
ヒント1
面積ベースで考えてみるのはありでしょう。
日本の面積は38万平方キロメートルです。
ヒント2
人口ベースで考えるのもありです。
日本の人口は約1億3000万人です。(この書籍では少し前なこともあり、1億2000万人で試算をしています。)
解かれる方はこの下は解いてから見てみてください!
解説
いかがでしたでしょうか。答えは出ましたでしょうか。
今回の模範解答では要素を以下のように分解して行っています。
模範解答では先に東京都のコンビニの数を考え、人口密度の観点で全体に広げるという考え方を採用しています。
日本のコンビニの数=東京都のコンビニの数×(日本の総人口/東京都の人口)
という式を採用しています。
そして、東京都のコンビニの数=東京都の面積÷コンビニ1店あたりの面積
と考えた上で、東京は1/4が山として電車のスピードから考えることで南北方向に40km、東西方向に80kmとして3200㎢と算出しています。
さらにコンビニの出現条件は「1駅2−3店はある」→「1駅区間は2km程度」→「4㎢に2.5店舗ほどある」と考え
(3200㎢×3/4)÷(4㎢÷2.5店)=1500店
となります。しかしこれはあくまで東京のコンビニの数なので先程の式に当て嵌めて考えてみると以下のように全国のコンビニ店舗数を考えることができます。
1500×(総人口1億2000万人÷東京都人口1400万人(昼間人口1500万人と夜間人口1200万人の間をとっているらしい))=1万3000店舗
そして、2008年ではコンビニの数は4万1666店舗であるそうです。
今調べると5万店舗以上はありそうです。。
庶民 サラバトの回答
お恥ずかしながら、今回も私の考えのプロセスもさらします。
私は答えが、19万店舗となりました。
途中で気づいたのですが、そもそも市場規模で計算すると店舗の売り上げではなく、おそらくですがフランチャイザーがとるか明瞭なども加味しなければいけないでしょうね。そう考えると少ないのかも・・と考えましたが、模範解答よりも大きい数値が出てしまっていました。
意外と日商はセブンイレブンからローソンまで差があり、ローソンに近い月商計算になっていることがわかります。(下記※リンク切れとなっておりました 記事によると日商でセブン-イレブンが65.5万円、ファミリーマートが48.9万円、ローソンが43.6万円)
反省点:市場規模からのアプローチは把握している情報の詳細が少なく、やりづらかった。
よかった点:知っている数値を元にしていくという意味合いでは売り上げを考えられてよかった。
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