株主優待について、特典内容と今後について、お話ししていきます!
12/1頃に私は届きました。
株主の特典みたいなものだよね!
こどもちゃれんじはやっていたなー
子供にもやらせようか考えているよ!
ベネッセ株主優待
株主優待は以下のようなカタログです。
詳細な中身はこちらからご覧いただけます。
オススメはしませんが、メルカリなどを覗いたところ2000円前後で売買されています。
「プルミエサージュ」定価 3080円もありますのでおおよそ3000円相当の株主優待といえるでしょう。
権利確定月・優待回数
この株主優待で魅力的なのは年に2回もらえることかと思います。
実際に私も1年未満の保有で2度目の優待です。
優待回数 | 権利確定月 |
---|---|
2回/年 | 3月・9月 |
中身に気に入るものがなければ、 「プルミエサージュ」 というカタログギフトをもらうこともでき、なぜか一度で二度カタログを見るという優待にもできます(笑)
ベネッセの株主優待継続性はどうか?
実際に株主優待の継続性を見るうえで以下の観点から見ていきますが結論を先に言うと
「優待廃止の可能性は低いが株価の増減は覚悟すべし」です。
- 優待継続年数、優待内容
- 業績
- 今後の取り組み方向性
それでは見ていきましょう。
優待継続年数、優待内容
まず、継続年数ですが1996年から継続をしておりなんと20年超の継続です。
(QUICK記事より)
これは信頼が置けそうな継続年数ですね。
次に、株主優待の内容に関しても自社の「ベネッセハウス」「いぬ・ねこのきもち」「ベネッセポイント」など自社サービスを軸に優待を展開しており、PRにもなる優待になっていることや限界費用が大きくないことが予想されることから継続するメリットの方が企業としては大きそうです。
業績
次に業績を見ていきます。
業績の近年の推移は以下です。
業績は昨年のコロナ影響を受けているものの、堅調に利益を上げていると言えます。
赤字を出しているのも14年をみても赤字は2年だけです。(※情報流出などもあり、原田社長が在任していた間だけきれいに赤字です・・・)
実際に今期は昨年と比べて業績の回復傾向にあることがわかります。
特に大きな回復傾向にあるのは塾などの教室事業です。
今後の取り組み
今後の取り組みとして、私が個人的に注目をしているのは以下です。
1つ目は教育事業の拡大です。
ベネッセは幼児・小学校~高校教育に強みを持っていますが、社会人教育にも力を入れるような取り組みがあります。
それがアメリカのUdemyとの資本提携です。
これにより、社会人教育のノウハウを獲得できる場合は単価向上やシナジー効果も望めるかと思います。
株式会社ベネッセホールディングスは、子会社である株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林仁)が、日本における包括的業務提携契約を締結しているUdemy, Inc.(本社:米国サンフランシスコ、CEO:Gregg Coccari、以下:Udemy社)に対し、さらなる連携強化のため、5,000万米ドル(約55億円 ※1ドル110円換算)の出資を行う契約に正式合意したことをお知らせいたします。これにより、ベネッセホールディングスはUdemy社にとって唯一の事業会社の株主となる予定です。
PR TIMESより
2つ目は事業の多角化です。
私が以前取り上げた記事にもあるのですが、 ベネッセは食品事業を強化する目的がありそうな役員人事と定款変更を行っています。
多角化が成功すれば、盤石な事業ポートフォリオを徐々に築いていくことができます。
私のポジション
さんざん分析をしていましたが、私は現在株を持っていません。
今年の初めに2000円前後で購入した株式を2500円前後で売却しています(2700円あたりになっているときに逆指値付き注文で3000円~2500円の範囲を超えたら売るようにしていました。)
しかし、今のタイミングではこの施策を見ていて買い時が来たら買いたいと思っています。
現在は落ちるナイフをつかみすぎてリスクの高いポートフォリオになりすぎているので少し調整しつつそのうち購入するかもしれません。
いずれにせよ、今後の経営強化が吉と出るか凶と出るかに株価は左右されるでしょう。
まだ、投資口座をお持ちでない方がいらっしゃいましたら、SBI証券・松井証券などは開いておいて損がないのではないかと思います。
▽証券口座開設
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