株主優待について、特典内容と今後について、お話ししていきます!
やる気マックスオリックスってイチローがやっていたけどそもそもなんの会社なの?
株主優待はいいって噂を聞いたことがあるけどどんなものなの?
今日はそんな株主優待について、お話ししていきますよ!
この記事でわかること
- オリックスの株主優待の中身
- オリックスってどんな会社?
- オリックスの今後について
オリックスの株主優待の中身
早速、優待の内容を案内したいと思います。オリックスの優待は以下です。
- 株主カード優待
- ふるさと優待
株主カード優待は各種割引があるものです。
カード優待の内容詳細はこちらです。
また、オリックスの優待が評価されているのは「ふるさと優待」です。
それについて、少し詳しく案内します。
ふるさと優待
ふるさと優待は二つコースがあります。
対象株主は100株以上の方全員であり、かなり太っ腹な感じしますよね。
- Aコース(保有株式数:100株以上 保有年数:3年以上継続保有)
- Bコース(保有株式数:100株以上 保有年数:3年未満保有)
要するに、3年以上か未満かというだけの違いです。
Aコースはナンバー1〜83の83品です。
詳細はこちらから確認をいただけます。
Bコースはナンバー111〜250の140品です。
詳細はこちらから確認をいただけます。
Aコースは一万円相当であり、Bコースは5000円相当です。
数も多く、欲しいものがたくさんあって迷ってしまいますね。
改めて見るとNo.84〜110はどこに行ったんですかね?
知っている方は教えていただけると嬉しいです。
オリックスとは
オリックスはKDDIと並んでかなり人気の銘柄となっています。
そもそもオリックスは何をしている会社かを知らない人も多いと思います。
さわりだけ解説したいと思います。
株価と連動した指標
株価と連動した指標は以下です。
株価:1898円(2021年7月2日15時時点)
PER:12.20倍
PBR:0.78倍
PERやPBRは低い水準であると思われます。
割安株に位置するに近いと思います。(PER、PBR基準で見れば)
資本構成
資本構成は以下のような構成になっています。
総資産は13兆円ほど増えていますが、これを自己資本比率が上がっています。
収益性
収益性は以下です。売上は5年程度前から横ばいとなっていますが、営業利益及び純利益の黒字を10年は続けています。
安定して業績を堅調に挙げていることが資本構成と収益性からみて取れます。
どんな事業をオリックスは行っているのでしょうか?
オリックスの事業セグメント
メイン事業はリース事業ですが、多岐に渡ります。
オリックスのHPでは、以下10セグメントとしています。(アメリカやヨーロッパ事業は被っているとも思いますが、、)
法人営業・メンテナンスリース | 金融・各種手数料ビジネス、自動車および電子計測器・IT関連機器などのリースおよびレンタル、弥生 |
---|---|
不動産 | 不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産のアセットマネジメント |
事業投資・コンセッション | 企業投資、コンセッション |
環境エネルギー | 国内外再生可能エネルギー、電力小売、省エネルギーサービス、ソーラーパネル・蓄電池販売、廃棄物処理 |
保険 | 生命保険 |
銀行・クレジット | 銀行、カードローン |
輸送機器 | 航空機のリース・管理、船舶関連投融資 |
ORIX USA | 米州における金融、投資、アセットマネジメント |
ORIX Europe | 株式・債券のアセットマネジメント |
アジア・豪州 | アジア・豪州における金融、投資 |
オリックスがすごいのはこの多岐にわたる事業それぞれで、利益をしっかりと上げていることです。
メイン事業の利益が大きく、サブの事業で一部利益貢献しているという企業はありますが、こんなにバランスの良い利益構造を持っているところは少ないのではないかと思います。
一般的には事業を行うときには「選択」と「集中」をしなければ、なかなか勝ち残れないものですが、勝ち残った後はいわゆる今回のコロナのような外因に左右されるのも含め、事業が多岐にわたっていた方がリスクは少ないです。
この一社で「リース」「保険」「不動産」「銀行」「環境エネルギー」などのポートフォリオを組んでいるイメージで投資ができます。
オリックスの今後について
正直言って、私はこのオリックスという企業が株主優待を行うメリットが見出せていません。
取引関係にある企業も含まれてはいると思いますが、負担も大きいでしょう。
今後の市場再編でプライム市場に当社が残れる場合、市場の価値も高まるため、優待を廃止しても株価の維持が容易であると認められたらそのうち廃止されてもおかしくないのではないかな・・・とも思います。
しかし、この安定収益ですので継続保有をすることで、株主還元が優待から配当などに転換される可能性もあると思うので、結果的に株主としての価値は高いのではないかと思っています。
すごく優秀な経営をやっている企業ですよね。
ソニーも事業の多角化に成功していますが、こういった企業は強いですね。
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