「三匹のこぶた」ご存知ですよね?
当たり前だよ!
子供に読み聞かせたこともあるわ。
私もこの前、子供に読み聞かせをしていました。
そこで感じたんですよね。
「勤勉なレンガをつくる子豚が正義」っていう考え方は今にあっているのかな・・・と。
この記事でわかること
- 三匹のこぶたの教訓
- タルムード金言集のお話
- タルムード的に三匹のこぶたを解釈すると?
- 現代社会でどう活かすか?
三匹のこぶたの教訓
言わずもがな、しれたお話しですよね。
三匹の豚が家を建てて、最終的にレンガ作りの家を作った子豚が素晴らしいというような話です。
この話から得られる教訓は何か?wikipediaでは以下のように記載されています。
・ものを作る時は、手早く仕上げるよりも、時間や手間をかけた方が、安全なものとなり、いざという時に役に立つことがあること。
wikipediaより
・もの作りに限らず言えば、勤勉な人間であるほど、最後には大きな結果を残し頂点に立てる、ということである。
実際にこういった話が特に日本では好まれて読まれているように感じます。
- アリとキリギリス
- うさぎとかめ
これらはパッと浮かびますね。
タルムード金言集のおはなし
この「三匹のこぶた」を読んで疑問に感じたのには明確な理由があります。
それが「タルムード金言集」を読んだことです。
タルムードとは、いわゆるユダヤ人に語り継がれてきた童話のようなものと理解しています。以下のようなものです。
タルムードは約一五〇〇年前に、今の形ができたと言われている。ヘブライ聖書は、モーゼ五書、別名「トーラー」と呼ばれる「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の書物が基本になっている。そして、口伝律法とヘブライ学者の議論を書き留めた議論集が、「タルムード」である。
タルムード金言集より
ぜひ、話を読んでみたい方は以下読んでみてください。
その中でも「三匹のこぶた」に最も近いシチュエーションでは無いかと考えたのが、以下です。
- キツネと葡萄畑
- 難破船の3人の乗客
キツネと葡萄畑
簡単にあらすじを説明すると柵の中にあるぶどうを食べたいキツネの話です。
キツネは柵の中に入って、ぶどうをお腹いっぱい食べます。
しかし、お腹いっぱいの腹では柵を脱出することができないことに気づきます。
そこで2つの選択肢を検討します。
①お腹がへっこむまで待ってから脱出する
②ぶどうをその場で吐き出して脱出する
どうしましょうか??
難破船の3人の乗客
こちらも簡単にあらすじを。
船が嵐にあって、難破してしましました。
その島ではフルーツがたくさんなっていました。
そこで3人の乗客はそれぞれ以下のような行動を取りました。
①人目の乗客は取り残されてはいけないと船から一歩も外に出ませんでした。
②人目の乗客は船が見える範囲内でフルーツを食べ、船の修理の様子を見て、船に戻って来た
③人目の乗客は島の中まで入ってフルーツをたらふく食べた。
結末:3人目の乗客は島に取り残されてしまいました。
1人目の乗客は、その後の航海に耐え切れず死んでしまった。
島に残された乗客も、無人島から脱出できず、そこで一生を終えました。
タルムードの教訓
タルムードのお話の教訓は「適正なリスクを取ること」を推奨していることです。
「難破船の3人の乗客」は結末があるので、わかりやすく、三匹のこぶたとも重なる部分があると思いませんか?
タルムード的に「三匹のこぶた」を解釈すると?
もし、タルムードが「三匹のこぶた」を作っていたとしたら、どのような話になっていたと思いますか?私が勝手に創作した三匹のこぶたを聞いてください。
タルムード式「三匹のこぶた」
あるところに、3匹のこぶたの兄弟がいました。
ある日、お母さん豚はいいました。「あなたたちもそろそろ自分たちで家を建てて暮らしなさい」
一番目の子豚は”わらの家“を立てることにしました。
二番目の子豚は“木の家”を立てることにしました。
三番目の子豚は“レンガの家”をたてることにしました。
ある日、大きな悪いオオカミが、やってきました。一番目の子豚と二番目の子豚は家が出来上がっていましがた、三番目の子豚はまだ“レンガの家”を建てている最中だったので、食べられてしまいました。
そして、オオカミは次に、最初の子ブタの家にいきました。
藁を吹き飛ばして、藁を吹き飛ばして、最初の子豚を食べてしまいました。
最後に二番目の子豚のところにオオカミは行きました。
体当たりをしましたが、びくともしません。二番目の子豚は木で家を建てたのちにレンガにも着想をえて、内側をレンガで固定していました。
二番目の子豚は唯一生き残ったのでした。
勝手な教訓
勝手にこれから得られる教訓を作りました。以下です。
- 適正なリスクを取ること
- 始めに完成をさせて、あとから補強していくこともある
- 他者のアイデアも積極的に取り入れる。
いかがでしたでしょうか。
遊びでしたが、少し面白い話と教訓になったように感じます。
楽しんでくれたら嬉しいです。
コメント