株式投資をしてみたいけど損失が怖い。
テレビで株主優待生活の特集やっていて楽しそう!
株式投資は会社にどのように関わることになるのか知っておいてもいいですね!
投資が楽しくなりますよ!
私は財務諸表を読みながら・・という方は以下もご覧ください
株式投資とは
まず、株式会社とは何かを簡単に説明します。
会社にはいくつか種類があります。
- 株式会社
- 合同会社
- 合資会社
- 合名会社
その中で最も有名でなじみ深いのが株式会社ですよね。
会社の活動を行うにあたって、出資した分だけ個人が保証する有限責任と出資した額に関係なく責任を個人が負う無限責任があります。
株式会社と合同会社、合資会社の一部が有限責任となりますが、株式投資とはこの有限責任の一部を負うという事になります。株主になるイメージは以下です。
とはいっても、皆さんがイメージしているリスク範囲がこの有限責任となります。
会社が傾いたときに、「買った株式が紙っぺら(無価値)になる」可能性があるというのが有限責任です。
やっぱり、リスクがあるじゃん!
怖い・・・
株式投資は会社の経営を応援するという側面がある。
ギャンブルなんかとは違うという事だね。
次で簡単にメリット・デメリットを紹介するよ。
株式投資のメリット・デメリット
株式投資を行う上でのメリット(魅力)とデメリットは表裏一体です。
簡単に魅力を見ていくと以下です。
- 値上がり益の期待(キャピタルゲイン)
- 配当金の期待(インカムゲイン)
- 株主優待の魅力
次にデメリットも以下ではないでしょうか。
- 値下がりの恐怖
- 配当金の減少・廃止の恐怖
- 株主優待の改悪・廃止の恐怖
等です。
経営との関係
値上がり、値下がりは通常は需要と供給で決まります。
その為、会社経営がすごく悪化をしていても需要が多ければ値上がりをしていき、キャピタルゲインを期待できるのが、株価の変動です。
配当や優待などがインカムゲインと呼ばれるものになります。
配当金に関しては、通常は当期純利益からでるイメージです。しかし、赤字の場合も利益剰余金(今までの純利益の貯金)を切り崩しながら配当するケースもあります。ただ、赤字のまま配当をし続けるのは損失が続くだけなので、大きな利益を上げられる企業が安定的に配当金を払えるという事はわかりますね。
それが、可能かを表す指標として配当性向という指標があります。これが低ければ、配当の余力がまだまだあるという事ですね。
配当性向=配当金/当期純利益
日本株の特徴として株主優待があります。
これは、株主に愛顧精神を形成するのも一つの狙いの会社があるとは思います。自社製品などを渡すのはこの代表例でしょう。
また、株主優待が多くの日本企業で採用されているのは損益計算書の計上項目にあると私は考えています。株主向けの営業費用として計上されるケースも多いとのことで、販管費などに計上されるイメージとなります。
簡単に私のイメージでまとめると以下のようになります。
配当金 | 株主優待 | |
どこから支出 | 税引き後当期純利益 | 販促費や交際費など |
特徴 | 手続きに会社法が絡む | 税金控除前の利益から支出出来る |
支出決定機関 | 株主総会か取締役会 | IR室など機関でなくとも可能 |
出せないケース | ①純資産額が300万円を下回っている ②分配可能額を超える額 | なし |
直接、経営が関係して影響するのが配当などの支払い。
間接的に経営が影響するが、外部要因が大きいのが値上がり益(下がり損)です。
優待はインカムゲインの一環だと思っていいでしょう。
これらを理解すると株主優待はいつでも辞められるな。とか、配当金が出ている会社はある程度健全なんだな・・・など、簡単な理解は進むかもしれませんね。
投資をする際の分析をしてみたい方はぜひ以下の記事も読んでみてください!
メインはSBIか楽天証券かマネックス証券などネット証券がオススメです。松井証券の場合は以下から。
コメント