結構いまはアウトプットの大切さをうたう書籍が本屋さんには並んでいますよね。
アウトプットを重視しなければ!とモチベーションになるよね!
その代表作が「アウトプット大全」ではないでしょうか?
実際に見たことがある方は多いのではないでしょうか?
確かに見たことある!
その著者の「インプット大全」について、解説します。
「アウトプット大全」の内容を前提としたインプットの仕方はスタートラインでもあると考えるのでこちらを簡単に解説したいと思います。
この書籍要約でわかる事
- アウトプットの基本原則 4つ
- インプットで重要なこと
- 本気でインプットする重要性
今回の書籍
今回の書籍テーマは『インプット大全』です。
この書籍の最大のキーワードはAZ(アウトプット前提)です。
正直言って、以上です。詳しく以下では解説しますが、AZだけ覚えてインプットをするだけで全然違うと思います。
興味のある方はぜひ、以下からご覧ください。
アウトプット大全はこちら
アウトプットの基本法則
最初にお話しさせていただいたようにアウトプット前提で行うことが大前提となりますが、先に基本法則を4つ振り返ります。
アウトプットの基本法則① 2週間に3回使った情報は、長期記憶される
本書より
アウトプットの基本法則②出力と入力のサイクル「成長の螺旋階段」
アウトプットの基本法則③ インプットとアウトプットの黄金比は3:7
アウトプットの基本法則④ アウトプットの結果を見直し、次にいかす
前提として、基本法則①はインプットの定着にはアウトプットが一番であると話しています。
また、基本法則②でいう「成長の螺旋階段」はインプットとアウトプットの繰り返しというルーティンの作り方であり、
基本法則③でその比率を3:7としています。
また、その結果を行っただけではなく基本法則④で見直し(フィードバック)が必要だと説明しています。
インプットはAZで
何度も話しますが、アウトプット前提でインプットを行うことが最大のこの書籍の内容だと思っています。
しかしながら、インプットをするのは3:7です。3割しかありません。厳選をしなければいけないのです。
インプットの質を上げるために「捨てる」覚悟をもつ
インプットは「質」が先で、「量」はあとです。
本文より
「必要のない情報」は、「見ない」「接触しない」、つまり情報を「捨てる」努力が必須
本文より
上記のように「質」を上げるために「捨てる」という覚悟や努力が必須と言っているのです。
何を捨てるのかです。
そのために、書籍の選び方などがこの中では取り上げられています。
これは、いわゆるパレートの法則に近い考え方です。集中すべき内容は意外と少ないのです。
本気で取り組むことで記憶に残る
感情が刺激されるような、喜怒哀楽が伴う記憶は、アウトプットしなくても、復習しなくても、圧倒的に鮮明に記憶に残るのです。
本文より
重要なのは、「速く読む」「たくさん読む」ことではなく、「深く読む」
本文より
繰り返しをしなくても、アウトプットをしなくても感情に訴えれば忘れないといいます。
学校の卒業式がこの前のように感じたり、新婚旅行が昨日のように思い出せるのもそんなメカニズムに即しているのではないでしょうか。
その為に、読書を例にすれば「深く読む」ことが重要となります。その都度アウトプットをする読み方などが重要となりますが、深く読むことで感動や共感が記憶に残るサポートをしてくれるのではないでしょうか。
総評
インプットは未来の自分を形作る血肉です。樺沢さんはこれを10年後の自分の為に何をしていますか?と問いかけています。私は今年31になりますが、21の自分は何をインプットしていたのか。心理学を学んでもアウトプット前提でなかったな・・・と反省するばかりであります。
インプットはアウトプットの準備と考えがちですが、アウトプット前提でインプットをすることでより、インプットの質も上がるのです。
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