この記事でわかること
- ビジネスフレームワーク(ビジネスモデルキャンバス、5フォース、VRIO分析)
- アップル社を例にフレームワークを使った場合
はじめに
ビジネスフレームワークを利用しながら、利用方法を学んでみたいと思います。
今回は、以下のフレームワークを学んでいきます。
- ビジネスモデルキャンバス
- 5フォース分析
- VRIO分析
アップル社を具体例として見てみたいと思います。
ビジネスモデルキャンバス
自社を取り巻く環境を知るために利用できるフレームワークになります。
9つの視点で整理をすることになります。
ここでは、アップル社🍎を例にビジネスモデルキャンバスを作ってみました。
この内容は以下です。
- 顧客セグメント=マス市場
- 顧客との関係=信者ができるほどの密な関係
- 提供する価値=シンプルさ、使いやすさ、スタイリッシュさなど
- 主な活動=マーケティング、ブランディング、R&Dなど
- 主なリソース=広告投下、デザイナーなど
- パートナー=通信キャリア、アプリ提供者など
- チャネル=小売、オンラインショップなど
- 収益=ハードウェア製品収益、サブスクiTunesなど
- 費用=広告、人件費、研究費など
いかがでしょうか。完全にとは言わずとも改めて整理するとアップル社の戦略などが見えてくるような気がしますね。特に顧客との関係や収益モデルなどはサブスクモデルを導入するうえで密接な関係があることがわかります。
5フォース分析
「5フォース分析」についても確認していきます。
業界分析の手法で、取り巻く情報を5つの観点から整理する方法です。
こちらはアップル社のiPhoneが「ガラケー市場」から見たらどの位置にあるのか見てみましょう。
- 買い手の交渉力=通信キャリアなど
- 売り手の交渉力=半導体メーカなど
- 新規参入の脅威=京セラなど
- 代替品の脅威=iPhoneなど
- 競合の脅威=ソニーやシャープなど
少し、過去のものになりますが、いわゆる「ガラケー」市場にiPhoneが登場した時のことを想定して、作成してみました。
完全に携帯電話がスマートフォンに代替品として置き換わるきっかけでしたよね。
オレ(iPhone)かそれ以外か・・・ フ・・・
VRIO分析
続いて「VRIO分析」についても確認します。
この分析方法は企業のないbしげんやのうりょくが優位性(つよみ)を本当にもっているかを4つの観点で評価する手法です。
それでは、これもアップル社で見てみましょう。
- 価値を有しているか(Value)=YES
- 希少性は高いか(Rarity)=YES
- 模倣困難性は高いか(Imitability)=YES
- 組織に優位性はあるか(Organization)=YES
すべてにYESがつくのは間違いないでしょう。
強固なファンやブランドと言った価値、スマホが全盛になってもAndroidではなく、iPhoneしか使わない希少性も高く、OSも含め模倣困難生が高く、そして優秀な人材が集まる組織性。
競合としてアップル社を見たときには非常に強い強固な競争優位を持っているといえそうです。
まとめ
この記事では、アップル社を例にビジネスフレームワークを利用してみました。
自社の分析や競合の分析、市場の分析に一度利用してみてはいかがでしょうか。
もし、このような分析をしてほしい!という場合にはぜひとも以下からご依頼ください。個別のご依頼もお受けいたします。こちらからどうぞ。
コメント