毎週のトレーニングで少し慣れてきたかも
やはり、トレーニングなので問題を構造化することのトレーニングにはなってきますよね。
今日からは書籍がかわり「現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」をもとにやっていきたいと考えています。
ぬいぐるみか!結構いっぱいありそうだけどどう考えればいいんだろう??
多くの問題に触れてみたい方はタグで「フェルミ推定」で調べてみてください!
問題の解法も含めて解説します。
問題作成や解説の参考にさせていただいているのは以下です。前回までとは違う書籍ですが、入門編としてはこちらの方がおすすめです。
問題
Q:日本にぬいぐるみはいくつあるか?
消費者に所有されているもののみを対象に考えてみてください。
また、個人だけで考えてみてください。
ヒント1
日本の総人口は1億3000万人です。
ヒント2
男性と女性で持っている数は違いそうでしょうか?
ヒント3
年齢でも差があるでしょうか?
解かれる方はこの下は解いてから見てみてください!
解説
いかがでしたでしょうか。答えは出ましたでしょうか。
何度か私のブログをみていただいた方にとっては、今回は基本に立ち返るような形で、要素分解が少ないと感じた方もいたかもしれません。
今回の模範解答の答えは以下のような分解要素でした。
成長に伴って、ぬいぐるみを持つ数は減っていくだろうという想定のもと、以下のような表を作ります。
子供のおもちゃ・主婦の趣味・オタクの趣味などを持っている層とその個数を表にしています。
歳 | 5歳未満 | 5歳以上10歳未満 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60・70代 |
男 | 80% 3個 | 50% 2個 | 20% 1個 | 10% 1個 | 10% 1個 | ー | ー | ー |
女 | 90% 5個 | 80% 4個 | 70% 3個 | 60% 1個 | 50% 1個 | 30% 1個 | 10% 1個 | ー |
また、人口はツボ型の人口ピラミッドであると考え、以下のような表を作成します。
歳 | 5歳未満 | 5歳以上10歳未満 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代・70代 |
男 | 300万人 | 300万人 | 600万人 | 900万人 | 900万人 | 900万人 | 900万人 | 600万人 |
女 | 300万人 | 300万人 | 600万人 | 900万人 | 900万人 | 900万人 | 900万人 | 600万人 |
これらを計算すると
男性は1320万個+女性4920万個≒6200万個
となるという答えでした。
庶民 サラバトの回答
お恥ずかしながら、今回も私の考えのプロセスもさらします。
こうやって模範解答を見ると男性層・年齢層の分別はしていてもその中での確率などは考えられていませんでした。
私は1億7700万個となりました。約1億個ほど多かったのですが、まさに今回の反省である、各世代での持っている確率を折り込めていなかったことが要因のように感じます。
反省点:分解ができなかった
よかった点:分解の手順は悪くなかった
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