株主優待について、特典内容と今後について、お話ししていきます!
株主の特典みたいなものだよね!
けど「ひろぎんホールディングス」ってしらないな。
今日はそんな株主優待について、お話ししていきますよ!
この記事でわかること
- ひろぎんホールディングスの株主優待の中身
- ひろぎんホールディングスってどんな会社?
- 株主優待は継続されると思う?
〇財務体質は良好
〇以下の好循環が回れば継続する価値が会社にとっても高い
- 多くの株主へ掲載企業に興味を持ってもらえる
- 融資先である掲載企業の業績が上がる
- 融資先の回収が進む
- 再度投資を行うようになる場合、再度融資依頼がひろぎんに来る?
ひろぎんホールディングスの株主優待の中身
早速、優待の内容に関しては以下です。
- 地元特産品のカタログギフトor 定期預金の株主優遇金利
- 広島プロスポーツ・音楽観戦賞チケットの抽選(100株以上:1口、1,000株以上:10口、5,000株以上:50口分が付与)
- 公益財団法人ひろしま美術館の招待券を2枚進呈
持ち株数 | 株主優待 |
---|---|
100株 | (1)2,500円相当、または (2)店頭表示金利+年0.05% |
1,000株 | (1)5,000円相当、または (2)店頭表示金利+年0.10% |
5,000株 | (1)10,000円相当、または (2)店頭表示金利+年0.20% |
抽選優待内容 | 当選数 |
---|---|
広島カープ(内野指定席) | 10組20名 |
サンフレッチェ広島(SS指定席) | 50組100名 |
広島交響楽団(S指定席) | 50組100名 |
なんといってもこの銘柄が注目されているのは、「カタログギフト」でしょう。
2021年3月の権利確定が初めての優待獲得権となりますので、この中身に関してみていきましょう。
カタログギフトの中身
※優待カタログの詳細な中身は各カタログ名をクリックいただければ推移します。
すごく数も多くて選びやすい印象でした。
2500円カタログを私はもらいましたが、カキフライを食べたいな・・・と選択しました!
お酒を飲む人なら大吟醸があったり、八天堂など地域ブランドも多かったです。
非常に魅力的な株主優待でした。
カタログギフトは選ぶのが楽しいですよね。
100株からカタログギフトがもらえる!
ひろぎんホールディングスとは
ここまで優待をみてきましたが、端的に言って優待銘柄は割高水準になりやすいと言われます。
配当金や売却益以外にも特典がつくわけですから、普通に考えればそうですよね。
そのため、安易に「優待が良さそうだから購入しよう」では火傷する可能性があるので、みていきましょう。
- 短期安全性は高い
- 収益性も安定的
- PERやPBRは銀行銘柄の中でも割安(記事執筆当初)
株価と連動した指標
株価と連動した指標は以下です。
株価:593円(2021年7月2日15時時点)
PER:8.56倍
PBR:0.35倍
PERやPBRは銀行は総じて低いですが、その中でも割安水準なのではないかと思います。
資本構成
資本構成は以下のような構成になっています。
銀行という形なので、資本構成は特殊です。
収益性
収益性は以下です。
経常利益:310億円
純利益:215億円
という水準です。これは広島銀行からみてもある程度継続しているので、安定性は高いかと思います。
優待は継続されるのか?
正直言って、廃止はしばらく無いのでは無いかと思っています。
その理由は以下のようなものです。
- 新設したばかりだから
- 個人のひろぎんへの関心を高めたいから
- カタログの協力企業に融資先も多そうだから
1番2番はわかりやすいと思いますが、3番目については地銀という特徴があると思いますので、少し言及していきます。
印象として、優待カタログの中身は中国地方の企業が多かったです。・・・ということは融資している会社が多く、その付き合いで出してくれているものもあるのでは??と思いました。
いくつか調べると以下のような会社はHPに取引銀行として「広島銀行」を記載していました。
広島銀行にとって、融資先の製品をギフトカタログに載せることは以下のような好循環を生むと考えられます。
【ひろぎんホールディングス自体の企業価値メリット】
- 仕入れ値を抑えて多くのギフトを載せることができる
- 株主が増える
- 株価が安定する
【掲載企業のメリット】
- 多くの株主とファーストコンタクトをもてること
- 一部の株主がファンになり、購入につながること
- 掲載企業の業績向上に一部貢献する
【好循環】
- 多くの株主へ掲載企業に興味を持ってもらえる
- 融資先である掲載企業の業績が上がる
- 融資先の回収が進む
- 再度投資を行うようになる場合、再度融資依頼がひろぎんに来る?
- ひろぎん自体に優待のメリットがある
- 掲載企業のメリットがひろぎんの回収率向上にもつながる
以上の理由から継続される可能性が高いと考えます。
こうやって見ると、株主にとってもひろぎんにとっても掲載先にとっても三方よしとなっていそうですよね。
クロス取引とかを防止する対策は必要な気がしますが、なくなることはないような気がしますね・・
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